ウェブマガジン「この惑星(このほし)」 > 星ぼしブログ > 言葉の風

言葉の風
100113.jpg

西荻窪 Bar(兜蟹)

昨夜は、取材で西荻窪のBar「兜蟹(かぶとがに)」へ。
店の女主人ミロさんにナナオ・サカキの話しを伺ってきた。
「この惑星」の次の特集は、ナナオ・サカキを取り上げる。
ナナオ・サカキは、日本ではほとんど知られていない詩人であり、
家も仕事も持たず、生涯放浪の生き方を貫いた人だ。
ミロさんは、ヒッピーの間でカリスマ的存在だったナナオと
10代後半に知りあってから、一昨年の暮れにナナオが亡くなるまで、
40年以上の長いつき合いをしてきた方だ。
貴重な話しがたくさん訊けた。
この日、お会いするのが二度目となるミロさんもじつに魅力的な人だった。
東京・国分寺に生まれた伝説のコミューン「エメラルド色のそよ風族」の
結成メンバーであり、
日本中を旅しながらドロップアウト人生を歩んできたすごい女性でもある。
けれど、野の花のような人、フラワーチルドレンそのもの。
25年ほど前、西荻にいまの店を開いたという。
旅は減ったが、夜ごと作家や編集者、学者、俳優などが流れ集まってくる。
この夜も、高名なドイツ文学者や能の謡などが
小さなカウンター席でしたたかに酔いしれていた。
こちらも負けじと閉店となる夜明けまで痛飲する。
現在、3年ぶりの二日酔いに消耗中。

カテゴリ:

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://konohoshi.jp/mt/mt-tb.cgi/157

コメントする