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言葉の風
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大鹿村のみなさんありがとう

今朝起きたら、椅子にかけていたタオルがカチカチに凍っている。
障子を開けるとガラス窓からあかね色に輝く赤石岳の頂きがみえる。
昨日の晩は満天の星空だった。
ありとあらゆる星と星座を仰ぎみる天然のプラネタリウムだったが、
ともかく寒い。ギンギンに凍える。
投宿した赤石荘は、標高1000メートルを超える山間にある。
朝晩は、氷点下10度以下も珍しくないという。
眠気ざましに朝風呂に浸かる。
最初は内風呂に浸かり、それから露天風呂に入る。
中央アルプスの峰々がはるか前方に白銀の肌をみせる。
今回のナナオ・サカキの取材は、好天に恵まれたことがなによりだった。
そして最大の幸運は、現役のヒッピーにして農耕者のアキさんに
取材のサポートをしてもらったことだ。
昨日の昼過ぎに飯田線伊那大島に到着してから、
クルマでの送り迎え、取材先との連絡、同行など、
すべてにわたってお世話をしてもらった。
断崖絶壁に敷かれた曲がりくねった道、
凍結した山道をレゲエを流しながら悠然と運転していただいたが、
気の弱い者としては、かなり肝を冷やすドライブだった。
奥さん手作りのおいしい野菜料理までごちそうになり、
とても初対面とは思えない親密で楽しい時間が過ごせた。
いま、「特急あずさ」のなかでこのテキストを打っている。
車窓から、富士山がどっしりとしたかたちをみせている。
群青色の空に上弦の月、その下で甲府の町が灯りをともしはじめた。
1泊2日の短い滞在だったが、とてもいいカルチャーショックを体験できた。
21世紀のカウンターカルチャーここにあり。
アキさん、ボブさん、ジュゴンさん、沙姫さん、寿満子さん、赤石荘さん
大鹿村のみなさん、ありがとう!
 
(写真:赤石荘から眺めた中央アルプス)

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