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言葉の風
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亀の子たわしと春充先生

この一週間ほど上腹部のカユミに悩まされている。
乾燥によるものか、内臓の異変なのか、わからない。
アーモンドオイル、桃の葉エキス、馬油、薬用スキンクリーム、
どれを使っても効果なし。
家人はタワシでこすったらカユミがとれたという。
なんとも荒療治である。
しかし、もともと、風呂場にタワシを置いているのは自分だ。
何年か前に肥田式強健術という、健康法に没頭したことがあった。
開祖は、明治生まれの肥田春充先生。
武道家の甲野善紀さんの著書『表の体育 裏の体育』で
紹介されていたのがきっかけで、本部道場に一年近く通った。
道場は、文京区千石の閑静な住宅街のなかにあり、
以前はキリスト教会だった瀟洒な場所を使用していた。
心落ち着くいい空間だった。
そこでカラダのことを実技を通じて、いろいろと学んだ。
おかげで長年苦しめられてきたパニック障害の病態が改善し、
発作を回避できるコツも取得することができた。
肥田春充は、玄米と野菜を主食とする"食養"学から病人介護まで
健康に関わる多くの文献を著していた。
そのなかで"亀の子たわし"をつかって全身をこすり、
洗い清めることを推奨していた。
真冬の凍てつくなかでも近所の川を風呂代わりに、
毎日、平然とタワシを使っていたという。
肌がつるつるとなり、風邪などよせつけないカラダになると断言していた。
そんな一文を読み、さっそく、亀の子たわしを買ってきて、その日から、
せっせとカラダをこすりだした。
はじめのうちは熱心だったが、
そのうちにタワシはフックにぶら下がっているだけとなった。
今回、すでに皮膚はガサガサとなり、爪でかいた傷も痛い。
それでもカユミは引こうとはしない。
思い切って、亀の子たわしの荒療治をやってみた。
カユイところを、ゴシゴシと思い存分にこすり、身も心もすっきりした。
直後は肌はまっかとなり表面は腫れ上がってボゴボゴとしたが、
不思議なことに痛みもカユミも気がつけば消えていた。
たった一晩で!

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