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言葉の風
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瞑想

この数年間、心身の養生にもっとも優れていると感じるのは
まちがいなく瞑想だ。
瞑想というと、修行とか、神秘的とか、宗教的とか、
ちょっとあやしいとか、
ひとによって、さまざまなイメージを持たれそうだが、
なにも特別なことをしているわけではない。
ただ、目をつむり姿勢を正して、数十分過ごすだけなのだが、
これがほんとうに気持ちいい。
無念無想というのが理想なのだが、
雑念をなくすなどということは、とてもできないし、
今後もできそうにない。
逆に雑念が噴水のごとく吹き上げてくることのほうが、正直多い。
追い払おうとすればするだけ、ハエのようにまとわりつかれるのがオチだ。
ああ、きょうも雑念がいっぱいだなあ、とあきらめ、
わき上がるにまかせる。
そのうちなんとなく、減ってくるようだ。
呼吸は、複式呼吸が絶対条件。
背筋は、まっすぐに伸ばすこと、
できれば静かな場所に越したことはないが、
電車のなかで立ってやろうと思えばできないことはない。
きのうは、15分程度でおしまいにしようとはじめたのだが、
2時間近く瞑想した。
最近、こんなに長い瞑想をすることなどなかった。
気持ちに余裕がない状況がずっとつづいているのだが、
余裕のないときにこそ、いちばん必要なものなのだろう。
必要がそうさせたと思う。
瞑想は、心身の養生だけではないようだ。
瞑想をおぼえるようになって大きく変化したこと。
それは、なにもしない、なにも考えない、
なにも思わないことにむかう、
それがなによりも、
いちばん充実した時間になるということだ。
これまでになかった驚くべき経験でもある。

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