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言葉の風

スケッチアーカイブ


遙かかなたの新しい夏休み

遙かかなたの新しい夏休み

松島に着いた。肌寒く、小雨が降りかかる。雲は低く、海は灰色。映えるのは、新緑と藤の花、眼下を行き過ぎる遊覧船の白い色彩だけ。2日前、真夏を思わせるような炎天下、諏訪神社・下社の秋宮を訪ねて、立てられたばかりの御柱を汗をぬぐいながら見上げたのが嘘のよう。きょうはあいにくの空模様だ。ただ、ともに旅をする... >> 続きを読む


ナンジャモンジャ

ナンジャモンジャ

ナンジャモンジャが近くの散策道に何本も立っている。いま、一斉に白い花を咲かせている最中だ。青い空に泡立つ、ナンジャモンジャの木。学名は、ヒトツバタゴ。でも、でも、その下を過ぎるたびにナンジャモンジャ、ナンジャモンジャと呪文のように無言で繰り返す自分がいる。生きた木と同じくらい、いやそれ以上にナンジャ... >> 続きを読む


ファーストスターの誕生

ファーストスターの誕生

11日、日曜日に放映された、NHKスペシャル「ハッブル宇宙望遠鏡-宇宙の始まりに挑む」を観た。ハッブルが捉えた鮮明な銀河、星雲のなんとうつくしいこと。遠くから見れば散りばめられた宝石、フォーカスすると深海を漂う生物のように妖しい姿となる。この生物に似た星雲の長さを測ってみれば、その距離は、何光年とい... >> 続きを読む


花よりバーベキュー

花よりバーベキュー

関東ではこの週末、花見に絶好の機会だったが、いまひとつ、天候には恵まれなかったようだ。それでも土曜日は午後から日差しが少しふりそそぎ、寒さもうすれ、たくさんのグループが桜の下にシートを広げていた。「花より団子」は昔の話で、いまは「花よりバーベキュー」のご時世のようだ。火の使用を禁止している場所であろ... >> 続きを読む


春なのに・・・

春なのに・・・

さむい、さむい、一日の始まりとなりました。ここ横浜でも、昨日の雨は、いっそ雪にでもなってもらいたいほどに重くつめたいものでした。灰色におおわれた空を見上げて、ここからたかだか2、3キロ、天上めざしまっすぐ歩けば、蒼天に太陽が照っている、と思っても、とてもそんな光景は浮かんできません。暗雲をじっとみて... >> 続きを読む


春の嵐

春の嵐

強烈な風が吹き荒れた日曜日の未明、DVDで映画を観ていた。夏、奈良町でロケされた作品だった。映像からは真夏の光りがあふれ、ヘッドホンからは祭りのにぎやかな音。河瀨直美監督「沙羅双樹」。心を集中させるいい作品だ。けれど、容赦ない強風はサッシや窓ガラスを破らんばかりに軋ませ、外へ表へと注意をむけさせる。... >> 続きを読む


カエルたちの視線

カエルたちの視線

ぐずついた天気がつづいている。 温くなったと思ったら、急に寒さがもどってくる。 気温の変化もめまぐるしい。 三寒四温。春にむかっている。 ひと雨ごとに裸の枝々が褐色からやや赤みを帯びてくる。 コブシの蕾は、もうだいぶ前からふくらみはじめている。 >> 続きを読む


ホッピーは青春の香り

ホッピーは青春の香り

早春のかたまりのような一品、フキノトウの天ぷらを食べた。まるまるとふとったフキノトウをかみ砕くと、なんともいえない香りが、直接、脳にしみわたっていく。苦みと甘さの絶妙なバランスに舌と心が一体となる。年に1、2度、友に招待される蕎麦処がある。東京・市ヶ谷の裏通りにあるのだが、いつも満席、予約をしなけれ... >> 続きを読む


天と地のあいだの透明な柱

天と地のあいだの透明な柱

近所にある茅ヶ崎城趾をはじめて訪ねた。 築城の歴史は鎌倉時代まで遡る。 高い土塁、深い空堀が残り、 山は陰影に富む、戦いのための構造体に すっかり変えられてしまったらしい。 >> 続きを読む


スイセンの花、映える

スイセンの花、映える

白い息を吐いて、濡れた落ち葉を踏みしめて くもり空、小雨ふるなかの散策も楽しい。 山靴を履き、防水ヤッケをもち、 近所の丘陵を5、6キロほど歩いた。 >> 続きを読む

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