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Today's Shot / 言葉の風

2009年05月31日
Today's Shot
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言葉の風

「のだめカンタービレ」で一躍有名になった
ベートーヴェンの交響曲第7番。
ドラマでここぞという時に“不滅のアレグレット”と呼ばれる
2楽章が流されていたのが印象深い。
先日、廃盤から復活したオットー・クレンペラーの「第7」を
手に入れた。おそろしいほど悠揚な第7が立ち上がった。
愛聴盤は30年以上前から針を落とし続けている
トスカニーニのアナログレコードだが、
「リズムの権化」といわれる第7を
ここまでゆったりと演奏させ、しかも、
これ以外の第7はあり得ないものにさせる何かがある。
ナチスに迫害され、脳腫瘍で半身麻痺となり、
その後も不慮の事故や大火傷を負う不運に遭いながらも
それを乗り越え、クレンペラー83歳の最晩年に収録された、
「第7」の味わいというのだろうか。
生きつづけること、一秒でも長く生き存えることを
深々とした旋律で伝えてくれる。

see you tomorrow!


2009年05月30日
Today's Shot
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言葉の風

仕事で理不尽な目にあう。
どうにも抗うことができずに、
唇をかみしめた一日の終わり・・・
コルトレーンのBallads を、
マイルスのRelaxin' を聴くと心にしみる。
ジャズもまた、奴隷の苦しみから生まれた
黒人音楽をルーツとする。
祈り、祭り、戦い、労働に、
なくてはならないものとして音楽が発生した。
1969年夏、
旧世界の対極にあることを祝祭するために
ウッドストックに40万もの若者たちが集まった。
以来、ロックミュージックは
若い世代の共通言語となり、
生きるに欠かせないドラッグとなった。
死ぬまでロックを聴き続けるぞ!
といった友人がいた。
いまも懐かしのロックに
どっぷりとひたっているかもしれない。
木々のざわめき、鳥のさえずり、静寂が
音楽以上の音楽に思えるようになったが、
かつてのロック少年たちに一笑に付されるだろうか?

see you tomorrow!


2009年05月29日
Today's Shot
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言葉の風

社会というものが存在するかぎり、
犯罪はなくならない。しかし・・・
身勝手で短絡的なもの、不条理で理解しがたいもの、
不気味な事件、残酷な事件が
テレビニュースのなかを新聞紙上を
日々、川のように流れていく。
いま、この国では強い警戒感が
張りめぐらされている。
学校周辺、電車の中、エレベーター、
繁華街、雑踏・・・。
人が集まるところ、人が接するところすべてに
人間不信のオーラが立ち昇っている。
他者に注がれる視線は鋭利だ。
20年、30年前まではこんなことはなかった。
犯罪は社会を傷つける。人間の尊厳や信頼を踏みにじる。
この傷害や毀損を修復していくのは人間しかいない。
どうしたらいいのか? 
われわれ、ひとり一人にできることは、
善意や親切のオーバーアクションではないのか。
寒々とした人間風景のなかで、
いつまでも縮こまってはならない。

see you tomorrow!


2009年05月28日
Today's Shot
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言葉の風

すべてがすべて、
悪くなっているわけではない。
1960年代、いわゆる高度成長時代は
豊かな未来が広がっている明るい雰囲気があった。
“いい暮らし”をしたい、という夢があった。
しかし、それは電化製品やマイホーム、クルマという
モノへの欲望を刺激され続けた日常だった。
一方で東京の空はいつもスモッグで蔽われていた。
東京湾はヘドロで悪臭を放っていた。
いま、東京でもプレアデス星団が肉眼で見られるし、
鯛よりも美味しいといわれるボラが江戸前に戻ってきた。
1960年、世界の人口は30億人だった。
それから約50年で67億人と爆発的な増加となった。
まさにこの人口爆発が最大の問題なのだが、
この膨大な数を問題解決のパワーに変換した時に
奇跡ではない変化が起こるのではないだろうか。
プラスとマイナスがエネルギーを生むように
両極のイメージを合わせて
ひとり一人が世界を変える意識をもつならば、
きっと世界は変わる。

see you tomorrow!


2009年05月27日
Today's Shot
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1億6千5百万年もの長い間、
地球を支配した恐竜。
これまでに千種類ほどが化石で発見されたという。
なかには羽毛の生えたものも見つかり、
従来の爬虫類的な冷たい皮膚のイメージから
ぐっと身近な存在にも感じるが、
それはそれで恐ろしい姿でもある。
サハラ砂漠には、
魚類をエサにしていた肉食恐竜もいたらしい。
サハラは、かつて水の豊かな地帯だったと推測されている。
恐竜は6500万年ほど前に絶滅したといわれているが、
ご存じのようにその原因は、“ディープインパクト”
地球への巨大隕石の衝突によるものとされている。
地球は過酷なリセットを行わざる得なかった。
今、人類は生産や消費のコントロールを要求されている。
地球のためではなく、われわれのためだが、
地球は緩慢なリセットを続けている。

see you tomorrow!

恐竜2009 砂漠の奇跡: http://www.kyoryu.jp/index.html


2009年05月26日
Today's Shot
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言葉の風

北朝鮮が核実験を行ったという。
「我が国は、同盟国である米国をはじめとする関係国と連携しつつ・・・」
政府の声明はいつも通りのワンパターンなもの。
事態の進行によっては微妙に言葉を変化させていく。
政府という立場からはそれも致し方ないかもしれないが・・・。
市民はどうだろう。だれもがこの愚行を苦々しく思っている。
でも、なにも出来ない。
かつては、ベトナム戦争に反対して、手をつないで道いっぱいに広がる
フランスデモいう市民運動があった。
デモそのものも広く市民が参加する運動方法としては、
すでに過去のものとなった。
ならば、ネットによる市民運動は立ち上げられないだろうか?
(すでにどこかで行われているとは思うが・・・)
クリック募金がいま盛況だが、それと手法的に同じで
何億というアクセスにも対応できるインフラとシステムを設計し、
核実験反対の意思表示を市民自らが反映できるようにする。
アーティストによるビジュアルと作家や詩人によるメッセージを
コンテンツに反映させ、世界中からの意思表示を
目に見えるかたちで表現する。
エスプリやクリエイティブをいかして、
決して攻撃的なものにしてはならない。
手を握り合うように、
世界の意思を確認し合うだけでも意味はある。

see you tomorrow!


2009年05月25日
Today's Shot
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言葉の風

雨上がりの木々を眺めるのは
きもちいい。
昨夜はまとまった雨が降り、
空には稲妻も光った。
関東地方はスッキリ快晴とはいかないが、
それでもみずみずしい緑がさわやかだ。
むかしからブルーマンデーといって
月曜日は一週間でもっとも憂鬱な日と
言われている。しかし、勤め人を対象とした最近の調査では
火曜がいちばんツライという結果も報告されている。
月曜日は、たまったメールなどへの返信や雑務で
あれよ、あれと過ぎていき、
本格的に仕事がはじまるのが
火曜日からだからではないかと言われている。
しかし、やはり月曜日は緊張というストレスがかかる。
これから金曜日まで、否応なしにだれかの命令に従い、
起こるべくして起こる問題に対処しなくてはならない。
繰り返す毎日でもかならず変化は起きている。
変化に気づくこと。
きもちとあたまのエクササイズを続けること。
人は、働きながら学ぶことしかできない。

see you tomorrow!


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