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Today's Shot / 言葉の風

2009年06月07日
Today's Shot
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言葉の風

夜回り先生こと、水谷修氏の講演を聴きに行った。
ご存じのように水谷氏は、
子どもたちが非行に走らないよう、
大人たちの魔の手にかからないよう、
深夜から朝まで繁華街を巡回している方だ。
麻薬やシンナーに溺れたり、体を売る子どもたち、
いじめで苦しむ子どもたちを救おうと日々、奮闘されている。
氏の話では、いまリストカットをする子どもたちが
非常に増えているという。その行為は死を望んでいるのではなく、
生きたい、でも苦しい、助けてという究極のシグナルだ。
ゆえに、リストカットを安易に止めては絶対にならないと
警告もする。
いまの日本の子どもたちにとって
もはや学校も家庭さえも楽しい場ではなくなったという。
子どもたちは行き場を失っているのだ。
水谷氏は命を張って子どもたちを守り、救う。
苦しみ、悩む子どもたちを見て見ぬふりをして、
荒れる子どもを見れば嫌悪し、憎むだけ、
あなたたちは何をやっているのか?
と問われればなにも言えない。
普通の大人になにができるのか。
子どもたちを恐れてはならない。
夜回り先生の厳しい表情にうつむくことのない
大人にならなくてはならない。

see you tomorrow!


2009年06月06日
Today's Shot
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言葉の風

足利事件の菅家利和さんが釈放された。
18年近く獄中につながれていたとは
思えないほど澄んだ表情。
もちろん無実を認められての解放ゆえに
晴れやかな顔となるのも当然のこと。
その横に少し気色ばんだ佐藤博史弁護士。
願いが叶ったという歓びと高揚感が伝わってくる。
テレビのインタビューで、
DNA鑑定を否定してまでも菅家さんの無実を
信じることになった根拠は? と聞かれ、
佐藤弁護士は、「菅家さんその人です。
この人と会って話をして、無実だと確信したんです」と答えた。
客観的なデータ、当時最新のDNA鑑定よりも
人間を信じたのだ。自分の直感を信じたのだ。
宇都宮地裁が再審請求を退けた時だったか・・・、
佐藤弁護士のすさまじい抗議会見があった。
正しい怒りの力をみせられた。
一念岩をも通す。という言葉があるが、
信念と正義が前代未聞の冤罪を晴らした。
政界ではセイギ、セイギと正義の安売りをする御仁もいるが、
これぞ、真なる正義が輝いた一日だった。

see you tomorrow!


2009年06月05日
Today's Shot
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言葉の風

朝、子どもと森のなかを抜けようとして
オオスズメバチに遭遇した。
そのからだは、大人の拳ほどもある。
3メートル先でホバリングしていたが、
われわれに気づくとゆっくりと顔をむけてきた。
一瞬、目と目があう。
その場に釘付けになる。
F・コッポラ『地獄の黙示録』のなか、
米軍の戦闘ヘリがベトコンの村を襲撃する場面が
なぜかフラッシュバックする。
おそろしい羽音をあたりに響かせて
オオスズメバチは子どものほうにむかってきた。
ぼう然と立ち尽くすこどもを担いで
ほうほうのていでその場を離れた。
ハチといえば、このところ、
ミツバチ不足が話題になっている。
原因はよくわかっていないらしいが、
一説ではウィルス感染よる大量死も報告されている。
確かにミツバチを見かけなくなった。
果実の受粉役のミツバチが消えたことで
打撃を受ける農家も多いと聞く。
今日は「世界環境デー」だが、
自然界でなにが起きているのか、
われわれ人間社会の影響なのか、
解明が急がれるところだ。

see you tomorrow!


2009年06月04日
Today's Shot
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言葉の風

真夜中、パン、パン、パン、
と乾いた破裂音に目が覚める。
布団の中で耳をすます。ふたたび、
静寂をやぶって大きな音が鳴りひびく。
銃声かもしれない!
起き上がり窓辺に寄る。
森のむこう、池のほうから音は聞こえてくる。
かすかだが嬌声も交じる。時計をみると2時半。
酔っぱらいが爆竹を鳴らしているかもしれない。
銃声、爆竹、どちらにせよ、迷惑千万。
生まれてはじめて110番する。
どうしたことか、
自分の住所の番地が出てこずに頭がフリーズ。
落ち着いていると思ったが、そんなことはなかった。
すでにこの件で110番が入り、
現場に警察官が向かったとのこと。
やがていつも通りの静かな夜に。
先日は大型犬をドックランさせていた輩がいたので、
派出所に直接連絡を入れた。キチンとした対応だった。
後日、パトロールの報告を伝えてくれた。
公共機関、不祥事も目立つが、
市民のために精励している人は確実に存在する。

see you tomorrow!


2009年06月03日
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朝、林の中を散策していると
藪のほうからガサゴソと音がして
斜面をかけあがる生きものがいる。
おしりをふりふり逃げる姿と
人にも似たそのあわてぶりがユーモラスだ。
コジュケイだ。
昨夏、はじめて見つけたときは、
キジバトと勘違いしたが、姿かたちは、
ウズラに近い。
このコジュケイ、ウェキペディアで調べると
明治時代に狩猟用として
東京と神奈川に放鳥されたらしい。
その後、鉄砲打ちの手にかからなかったものが
野生化して今に至ったわけだ。
藪から道にひょっこり親子連れであらわれて
すぐさまふたたび藪のなかにもぐりこむ。
そんな場面を去年、何度か目撃した。
父鳥、母鳥の後を追いかけて雛が走る。
愛らしいシーンだったが、
コジュケイにとっては、
人間ほどおそろしい存在はないのだろう。
映画「ディアハンター」は、
ベトナム戦争の描き方に問題があったが、
鹿狩りで、ロバート・デ・ニーロが
一度は照準に捕らえた獲物に発砲せず
逃してやるシーンがあった。
ルシアンルーレットよりも
あのシーンのほうが今も鮮やかだ。

see you tomorrow!


2009年06月02日
Today's Shot
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言葉の風

ペットボトルからプラスチック製容器包装を
はがす。これって案外きもちいい。
ペットボトルは中を洗って
足裏をつかってペシャンコにする。
これってかなりすごい音!
牛乳パックは洗って乾かして
はさみでジョギジョギジョギ。
慣れればこれもどうという手間でもない。
ときに容器から分離しなくてならないフタが
取れない時がある。
イライラする。メーカー名をにらみつけて、
罵詈罵倒!
正直・・・納豆の容器だけは、つい燃えるゴミへ。
でも、なんだかんだいっても、
“分別ライフ”は、すっかり板についた。
習慣とはおそろしいものだ。
そうしないではいられなくなる。
そうしなくちゃ、気持ち悪いのである。
ゴミをポイしていた時代が自分にもあった。
人間、変われば変わるものだ。
大昔でもない昔、
地下鉄構内でタバコを吸っていた記憶があるのだが、
あれは現実だったのだろうか?
JRのホームの灰皿から
モウモウといやな匂いの煙がたなびいていたのは
ついこの間のことだ。
変えれば変わる。

see you tomorrow!


2009年06月01日
Today's Shot
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言葉の風

道沿いに植栽されたビョウヤナギが
黄金色の花を盛んに咲かせている。
夏の花火のように散った花糸があざやかだ。
花も咲けば蝶も飛ぶ。
モンシロチョウが眼下の森を渡っていくのを
窓から眺めていたが、意外にスピードがある。
連続と非連続を合わせたような不思議な動きをしながら
あっという間に雑木林を過ぎて見えなくなってしまった。
先日、「この惑星(このほし)」を紹介していただいた
「相模の蝶を語る会」のサイトを見ていたら、
鹿児島県の喜界島から相模市城山までの1200キロの距離を
蝶が飛行してきた、という新聞記事が転載されていた。
会員の人が羽にマーキングされたアサギマダラを
城山で捕獲し、それが記事となったのだ。
3年ほどまえの記事だが、
驚異的な距離を飛ぶチョウの話をよく聞く。
あの体で風雨をどうしのいでいるのだろう。
どこにそんなエネルギーがあるのだろう。
空を飛び、海を越えるチョウを思い浮かべるだけでも
楽しくなってくる。

see you tomorrow!

アサギマダラ発見の記事(「相模の蝶を語る会」サイト):http://souchoukai.vtree.net/intro/fr_katudo.htm


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