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橋本平八と北園克衛展

招待券を5組(10名様)にプレゼント!
応募期間:2010年11月19日(金)〜11月28日(日) 抽選日:2010年11月30日(火)

橋本平八と北園克衛展

橋本平八(右)と北園克衛(左)

橋本平八(右)と北園克衛(左)[表紙写真]、1925年頃

橋本平八(1897-1935)と北園克衛(本名:橋本健吉、1902-1978)は実の兄弟で、現在の三重県伊勢市に生まれました。兄の橋本平八は、大正期から昭和前期に再興日本美術院彫刻部に属して彫刻家として活動します。そして、38歳の若さで早逝しました。一方、弟の北園克衛は、日本の前衛詩を代表する詩人の一人として、また書籍装幀やイラスト、詩誌の編集等で国際的にも知られた存在でした。


橋本平八は日本の古仏と仏教思想などを研究して宗教的な主題の木彫を多数制作しました。また、橋本は西洋の思想や哲学にも関心を寄せ、さらに江戸時代の円空仏から強い啓示を受けて、独自の彫刻思想を確立します。生命の神秘に迫った《猫》、自然界の造型作用を視覚化した《石に就て》など橋本の彫刻は現代でも注目され、彼の思想の解明と歴史的な位置づけが待たれています。

北園克衛は、大正から昭和の初めにかけての新興芸術運動に参加し、詩人として活動を開始しました。シュルレアリスムの影響を受けたのち、言葉をオブジェのように扱う独自の詩作を展開し、1935年に結成したVOUクラブと、機関誌『VOU』を拠点に、亡くなるまで詩を発表します。海外の詩人とも交流し、写真による詩〈プラスティック・ポエム〉は世界各国で高く評価されました。

橋本平八と北園克衛の全体像を紹介し、あわせて兄弟間の様々な交流が各人の芸術世界形成にどのように作用したかを考察します。

橋本平八《アナンガランガのムギリ像》

橋本平八《アナンガランガのムギリ像》(部分)、1932年、木・彩色・金箔、個人蔵

橋本平八《或る日の少女》

橋本平八《或る日の少女》、1934年、木・彩色、東京藝術大学大学美術館蔵

『VOU』160号

『VOU』160号、1978年、ジョン・ソルト コレクション
1935年の創刊以来、亡くなるまで北園が編集、レイアウトを行った。詩ばかりでなく、美術、音楽、建築など幅広いジャンルを取り上げた。

会期 2010年10月23日(土)〜2010年12月12日(日)
観覧時間 午前10時-午後6時(入場は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日
会場 世田谷美術館 1階企画展示室
リンク 世田谷美術館

招待券プレゼントの応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。