ウェブマガジン「この惑星(このほし)」 > 星ぼしブログ > La vie est toujours... ~徒然のパリ~
いつも支えてくれるひとがいること
日本ツアー、順調に進んでおります!
(オーボエ&ピアノデュオ"パリからの風"の日程はこちら)
人に恵まれ、協力者に恵まれ、音楽に恵まれ、過ごす日々。
暑い夏もなんのその、です!
ツアー記録をつける前に、今日は別の話題を。
コンサートの後援してくれている人たちをほんの少しご紹介したいので・・・。
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れる人たちが、いますよね。
私達演奏家の場合もそう。家族はもちろん。
企画してくれるひともいます。
楽器のメンテナンスをしてくれるひともいます。
楽器演奏に必要な材料を準備してくれるひとたち
がいます。どの人がかけても、いい演奏は望めな
い。どんな舞台だって、縁の下のちからもち、がい
てこそ。
毎年夏のコンサートに後援してくれている、
私の「縁の下のちからもち」さん。
彼らのアトリエは、パリの北、クリシー広場の近くにあります。
オーボエリードのアトリエ、「Jany BERTHELOT」ベルトロ社。
オーボエという楽器にとって、リードとは人間で言う声帯、音を作るための要の部分です。
これをわたしたち奏者は自分で作る、削る、という使命があるのです。
それが、ギネスブックで「世界一難しい木管楽器」に認定されている由来。
実はたくさん工具も必要だし、いろいろ物入りな私達・・・の必要な物はたいてい、ここで手に入る。
なんというか、ちっちゃな「オーボエセンター」みたいな感じ。
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ここでは社長のジャニー氏と、息子のジェローム氏、そしてフレデリックさんで、
"葦"の素材からリード材料とするまでの加工なんかを、地道に地道に準備してくれています。
こんな風に乾燥させて、形を作って、いきます。
最終的には色んなメーカーの葦をサイズ展開なん
かして、餞別して、箱に分ける。
薄さや、カーブの具合、0.01mmの世界 。 その違いが、演奏を大きく左右す る・・・・
最終的に加工されたリード材料はこんな感じ。
厚さを測り、カーブをチェックして選びます。
(う~ん、今日の話題はマニアックですね~)
社長のジャニー。もう15年くらいの友人。研究熱心で、とにかくよく働く・・・・
底抜けに明るくて、大きな声で、あったかい。南仏の人みたい。
彼の目の前にあるのが、完成したリードです。・・・近年では完成リードの製作と研究に熱が
入っていて、その完成度はプロの奏者も使う位、評価されるものになってきた・・・・
今までの常識は、プロは自作リードで演奏する、だったのです。それがとても大変なことなのです。
しかしながら、オーボエ奏者がリードに悩まされない日々を送る時代が来るのも、
遠くないのかもしれない・・・。
願わくば、日本にも彼らのリードが流通できるようになったらいいなぁ、と思うこの頃。
お世話になってるもの、私のできる形でどんどん紹介していきたい。
このお店が「オーボエセンター」もどきになっているもう一つの理由は、脇のアトリエにオーボエ専門
の修理屋さんがいること。
オーボエという楽器は、調整がとてもデリケート。湿気に、揺れに、バランスが崩れやすい楽器で
す。若くして独立した彼がここにアトリエを構えてから、みんなの主治医のようになってきました。
楽器製作もやる、独自のセンスをもった職人さんでもあります。
信頼の置ける人であること。
人と人をつなぐのは、いつもその姿勢と、こころ。
大事にしたいとおもいます◎
フランスリード ベルトロ社 公式サイト「Jany Berthelot」
2011年7月15日 23:49
カテゴリ: 友人たち
