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スイスの街角から

スイスのフシギな光景


こちらのスーパーマーケット、

日本ではとても考えられない営業中のこの光景。

これは私がいつも感じる、スイスのフシギな光景です。


画像 263



スーパーの通路の真ん中に、

お店の商品補充用のカートが置かれたまま、

というよりも、「放置されたまま」の状態です。



完全に通路がブロックされており、

ショッピングカートを押して通ろうとすると全く通れません。

しかもこれは、

週末の買い物客でお店が一番込み合う、

土曜日のお昼ちょっと前の、

チューリッヒ郊外の町の大型スーパーでの光景。


画像 261



我が家も週末の買い物中で、

ショッピングカートを押して歩いていたところでした。

前に進むため、

何とかこの荷物の乗ったカートをずらそうと、

夫と共に力を合わせて押してみましたが、

ボトルがいっぱいに積まれたカートはあまりにも重く、

2人で押してもびくともしません。



IMG_2003



結局、通ってきた通路を戻り、

別の通路を通り抜けて遠回りをせねばなりませんでした。


私の住むドイツ語圏の町ではこれはそう珍しくはない光景で、

この商品の乗ったカートはかなり極端な例ではありますが、

スーパーの営業中に商品陳列用の大きなカートが、

お店の(お客さんにとってはかなり "ジャマ" になる場所の)

あちこちにそのまま置かれている事は珍しくありません。



スイスに住むようになってスーパーでよく感じる事は、

お客さんとお店のスタッフとの立場がなぜだか

「逆」であるように感じます。

買い物途中に従業員が商品を補充する姿を

よく見かけるのですが、

お客さんが商品を見ているところに従業員が割って入って、

商品を補充する姿は珍しくありません。


「失礼」


とか、


「こんにちは」


なんて声をかけて割り込まれるのはほぼ稀かな? 

という気がします。


見たい陳列棚の場所で先に従業員の方が補充をしている場合、

買うものが決まっている調味料など、

横から「失礼します」と

こちらから相手に声をかけて手に取れるものの場合は

良いのですが、

パックのお肉や生鮮商品などよく吟味して選びたいものの場合、

補充が終わるまで気長に待たねばならない事も多く、

また私の住む郊外では、スイスの人たちはみんな、

文句も言わずに気長に待っている事が多いようです。


上記の写真はお昼ちょっと前だったため、

(あくまでも私の推測ですが、)

おそらく従業員が陳列の途中に

お昼の休憩に行ったのだと思います。

通路の真ん中に置いたままなのは、

片側に寄せるとそこにある商品を完全にブロックしてしまう

からなのかも?しれませんが、

この状態ではショッピングカートは通れずお手上げです!



従業員には休憩時間になれば

休憩に入る権利がある事は理解できるのですが、

営業時間の一番忙しいピークの時間帯に

通路の真ん中に置かれたままの荷台を見ると、

やっぱりフシギな光景だなーと感じてしまう私です。

これもまた、習慣の違いなのでしょうが・・・。


ふと思ったのですが、

スイスに限らず海外のお店では、


「いらっしゃいませ」


というお客様にかける気軽な言葉が見あたりません。


「ハロー」


だとか、


チューリッヒを含むドイツ語圏であれば、


「グリュエツィ」


などの、『こんにちは』の意味合いを持つ言葉が、

"いらっしゃいませ" の変わりになっているようです。


スイスに住み始めた7年前に比べれば各お店での、

従業員の対応は若干向上しているような気もしますが、

お会計の後レジの係の方にこちらから、


「ありがとうございました。」


と伝えると、


「どういたしまして。」


と返ってくるのも、


「売ってあげている!??」


と、不思議な気持ちになる事も・・・。

(相手の方からきちんと、"ありがとうございました" と、

挨拶をして下さる場合も、もちろんあります!)



私にとってのとっーてもフシギな国、

スイスでの新しい発見は、まだまだ続きそうです。






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2011年3月11日 01:30